
アテネ・ミュージック&アーツでは、
この度、新規講座として、『フラメンコ・パルマ講座』を開講します。
この講座は「オープンクラス」という位置づけで、
アテネ・ミュージック&アーツ在籍生はもちろんのこと、
広く一般(外部)の方にも公開して、「1回」ごとに参加して頂くことができます。
担当講師は、日本を代表する実力派カンタオールとして、
過去20年にわたり、スペインで、日本で、パルマを極めてきた「石塚隆充」です。
カンテをされている方、
踊りをされている方、
ギターをされている方、
他ジャンルのパーカッションを専門にされながらフラメンコも勉強してみたい方、
この機会に「パルマ」と向き合って、身につけてみませんか?
沢山のご参加を、心よりお待ちしております!
【石塚講師からのメッセージ】
「パルマクラス開講によせて」
フラメンコの三位一体といえば、カンテ(歌)、バイレ(踊り)、ギター。
しかし、この3つの要素を“地”で支えているものが、もう一つあります。
それが、パルマ(手拍子)です。
スペインでは、「パルメーロ」という、パルマ専門のプロという位置づけがあるほどで、
フラメンコを演奏する上でとても大切なパート、いわば、楽器のひとつと見なされています。
パルマは、一見すると、シンプルで、簡単そうに見えます。
しかし、その音には、低音から高音まで実にさまざまな音色があり、
これを使い分けることによって、
フラメンコの音楽で最も重要な“グルーブ感”を出すという、
大きな役割を背負っているのです。
僕が暮らしていたへレス・デ・ラ・フロンテーラでは、9割の人がパルマを叩きます。
生活の中に、パルマが自然とある。
人々は、パルマと共存しているわけです。
人種も文化も生活習慣も異なる日本で暮らす僕らが、
彼らのようにパルマを叩けるようになるには、
まずは、その方法や理論を「習う」ことからはじめつつ、
並行して、自分にとっての“natural”な状態になるまで「慣れる」ことが必要です。
一人ひとりのパルマの“音”を探したり、
リズムを分析してそのグルーブをパルマで表現してみたり、
そんなところから始めていきたいと考えています。
石塚隆充
《講座概要》
開講日:月曜日 (平均月3回の開講)
時間: 50分間 (1回)
時間帯: 21:00-21:50
定員: 最大8名程度 (最少開講人数4名)
料金: 2,000円 (1回/税抜)
*5回分の料金で6回受講できる「回数券」を10,000円(税抜)で販売します。
*アテネ・ミュージック&アーツ在籍生は1,500円 (1回)で受講して頂くことができます。
《開講日程》
●11月度
11月17日(月)
11月24日(月)
12月8日(月)
●12月度
12月15日(月)
12月22日(月)
12月29日(月)
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お問合せ・お申込みは、<アテネ・ミュージック&アーツ事務局>
TEL 03-6415-7814 / Eメール info@athenae.jp
※ 受付時間 10:00~20:00 (月曜定休)
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